恋愛

惜しい!恋が進まなかった話

曇り空の中、スマホを見る男性と、それを見つめる女性が並んで歩くイラスト

青井くん
青井くん
今回はね、顔はドンピシャでタイプだったんだけど、なんか徐々に冷めちゃった話。
赤井くん
赤井くん
え、顔がタイプでうまくいかないって、逆にレアじゃない?
青井くん
青井くん
うん、自分でも「惜しい…!」って思ってた。でも、恋愛って難しいなって感じた。

最初は普通に「当たり」だと思った

マッチングアプリで出会った彼女は、珍しい職業で、どことなく品もありそうで、なにより顔がタイプだった。
年齢的にも自分と近く、趣味の話も合いそうで、「これは当たりかも」と思っていた。

1回目はカフェで会うことになり、
「ピンクのニットにシルバーのカバンです」と言われて探していたら、
明らかに写真と違う人がいて「まさか…」と焦った。
でも、その直後、後ろから声をかけられて写真通りの彼女が現れた時は、正直ホッとした。

1回目デート:会話は楽しいが、足元でモヤモヤ

カフェでの会話は楽しかった。
顔も好みだったし、上半身の服装も違和感なし。
ただ、店を出て軽く散歩していると、下半身の服装に違和感が出てきた。

ショートパンツにストッキング、スニーカーは少し古めのデザイン。
どこかちぐはぐで、言葉は悪いけど「ダサいな…」と思ってしまった。

しかも歩いているうちに「足ががっしりしてる…?」と気づいてしまい、
「これは良いのか悪いのか分からない」とモヤモヤしたまま解散。

2回目デート:冷めるスイッチが入ってしまった

次に会ったのは、寒くて雪の降る日だった。
待ち合わせ場所に来た彼女は、紺色のダウンを着てフードを深くかぶり、髪をすべて中に入れていた

その姿を見た瞬間、なぜか「異性に見られたいって感情がないのかも」と感じてしまった。
それは完全に主観なんだけど、“女として見れない瞬間”だった。

お店に着いてダウンを脱ぐと、中の服は落ち着いた黒ニットで良かった。
でも、足元を見ると、またもや謎の黒いスニーカー。
「なぜそこだけ攻める…?」と、服装の方向性にまた引っかかった。

会話は今回も普通に楽しく、嫌な気持ちにはならなかった。
でも飲みなのに1時間半でさくっと解散になったのは、正直ちょっと寂しかった。

3回目は、リスケとすれ違いで自然消滅

その後の3回目のデートは自分の体調不良でリスケ。
別日に改めて会う予定だったが、今度は彼女の体調不良で集合15分前にキャンセル
その後、彼女から日程の調整依頼が来たが、仕事都合でなかなか合わず…。

ようやく日程が合いそうになったところで、「やっぱりその日は行けなくなった」と連絡が来て、そのまま消滅した。

おそらく、彼女には他にいい人ができた

連絡が減っていくペースや、反応の薄さから見て、たぶんそうなんだと思う。
でも、自分の中でも引っかかっていた部分がいくつかあったから、正直ちょっと安心した気持ちもあった

顔がタイプでも「恋愛として続けられるか」は別

今回のことで強く思ったのは、「見た目がタイプ」だけでは恋愛は成立しないということ。
会話も悪くなかったし、条件もそこまで悪くなかった。
でも、服装や空気感、価値観の“ズレ”が積み重なると、どこかで冷めてしまう。

まとめ

相手を否定したいわけじゃない。
むしろ、いい部分もたくさんあったからこそ、自分でも迷った。
でも、恋愛は「違和感の総量」が引き金になることがある

「なんで冷めたのかうまく言えないけど、もう会わなくていいかな」って感覚、
経験ある人、きっと多いと思う。

そんな微妙な恋の終わり方も、ひとつの経験として受け止めていくしかないのかもしれない。