出会いと惹かれた理由
出会いはマッチングアプリ。
最初から彼女の雰囲気に惹かれて「この人だ!」と直感しました。外見も性格も理想的。
ただ冷静に考えると、お互いの価値観や生活リズムを深く話し合う前に付き合いを決めてしまった。
この「スピード感」こそが、後の破局に直結しました。
速攻で振られた理由
別れの背景にはいくつかの要因が重なっています。
(1) 気持ちの温度差
僕は一気に盛り上がってしまったけれど、彼女は慎重派。熱量の差が「早まったかも」という不安を生んでしまいました。
(2) テンポのズレ
僕は距離を縮めたくてLINEもデートも積極的に提案しましたが、彼女はゆっくり進めたいタイプ。テンポが噛み合わなかった。
(3) タイミングの誤り
関係が浅いうちに親密な場面を迎えてしまい、緊張からうまく振る舞えなかった。結果として彼女に余計なプレッシャーを与え、自然体でいられず気まずさだけが残った。
こうして「やっぱり早まった」と別れを告げられることに。まさに速攻で振られた形でした。
細い糸として残った共通の趣味
普通ならここで完全に縁が切れるところですが、僕たちの間にはまだ“細い糸”がありました。
それがオンラインゲーム。
彼女はずっと続けていて、僕も出会って少し経ってから再開した。
別れてからも小さな交流は続きましたが、ある時期を境にそれも途絶えてしまった。
「このまま忘れられるのかもしれない」
そんな不安が一気に押し寄せたのです。
切り札は“ご当地グルメ”
そんなとき、僕は彼女の故郷に家族旅行で訪れました。
そのとき立ち寄ったのが、地元で有名なハンバーガー店。
これを次の連絡のきっかけにすることにしました。
復縁を迫るのではなく、あくまで軽い話題として。
「忘れられないように、存在を思い出してもらう」ための一手です。
今後の戦略とスケジュール
感情に任せず、焦らず。そこで僕は次のような流れを考えました。
夏前
別れを経験。
夏の盛り
彼女の故郷のご当地グルメをきっかけに軽い連絡を送る。復縁の圧はかけず、「存在を思い出してもらう」ことが目的。
夏の終わり
少し涼しくなり、季節が移り変わるタイミング。共通の趣味や季節感を絡めた一通を送る。
初秋
日差しが和らぎ、過ごしやすくなる頃。ここで「久しぶりにご飯でもどう?」と誘う。復縁に向けた最初の大きな山場となる。
秋以降
誘いが通れば復縁のステップへ。仮に進まなくても、やりとりが続いている限り可能性は残る。
まとめ
速攻で振られたけど、共通の趣味が細い糸として残っていました。
ご当地グルメをきっかけに軽い連絡を入れ、存在を忘れられないようにする。
その上で秋にご飯へ誘い、少しずつ距離を取り戻していく──。
復縁は一発逆転ではなく、じわじわと時間を味方につけるもの。
この連載では、実際のやりとりと戦略を綴っていきます。