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Dr.STONE シーズン1 第4話|火薬の爆発が狼煙を呼ぶ!新たな仲間の予感

Dr.STONE_S1_Ep4、狼煙をあげろ

あらすじ

千空たちは、司に対抗するための手段として火薬の開発を進める
そのため、火薬の重要な材料である硫黄を採取するために箱根の温泉地へ向かう
箱根の地熱活動を活かして天然の硫黄を集めることに成功し、千空は火薬の製造に取り掛かる。

火薬の調合が完了し、いよいよ実験の段階へ。
しかし、千空たちは火薬の取り扱いに注意しきれず、火打石の火花が火薬に引火してしまう
その結果、火薬が偶発的に爆発し、大量の煙が立ち上る。
思わぬ形で狼煙(のろし)が上がり、遠方にまでその存在を示すことになった

すると、驚くべきことに、遠く離れた場所からも別の狼煙が上がる
この狼煙は何を意味するのか? そこには新たな仲間の存在が——!?

さらに、物語の終盤では衝撃の展開が待ち受けていた。

見どころ

(1) 温泉で大樹の告白!?

石化から復活後、大移動を経て束の間の休息として温泉につかりながら大樹と杠は柵越しに石化中の話を始める。石化前、クスノキの前に呼び出した時のことを振り返りながら告白の流れが。大樹の恋は実るのか!

(2) 偶然の狼煙!新たな展開へ

大樹の予想外の馬鹿力によって予期せぬ爆発が起こり、意図せぬ狼煙が上がってしまう。狼煙を消そうと火元の消火をしていると、別の山からも狼煙が上がる。司か?山火事か?別の人類か?

新たなキャラクターの登場を予感させるワクワク展開。

(3) 千空の究極の選択

絶対絶命の局面で、司から「」か「科学を捨てる」かの究極の2択を迫られる。幼少期から地道な実験を繰り返し、科学にのめり込んできた千空が下す決断とは。

名言ピックアップ

千空:「つけるぞ!狼煙を上げろ!」

千空の攻めの姿勢が現れたセリフ。自分の身の安全か、未来かの2択を迫られ、一か八かの未来を選択した千空だが、この選択が後々の展開を大きく左右する。

杠:「私は全然大丈夫。でも千空くんだけはみんなの未来のために絶対死んじゃダメだから!」

杠の優しさ強さが描かれたセリフ。

司が石化復活液のレシピを聞き出すためにゆずりを人質に。杠は自分で石器を首に近づけて、死を覚悟しながら今後の未来を千空に託そうとする。

科学的要素の解説

(1) 火打石の原理と発火の仕組み

  • 火打石とは、鋼(鉄を含む金属)と打ち合わせることで火花を生じさせる道具。
  • 火打石を鉄と強くぶつけると、摩擦熱によって小さな鉄片が発火し、火花となる。
  • 古代から火を起こす道具として利用され、現代ではライターの着火装置にも応用されている。
  • 千空たちは、火打石を使って火を起こしたが、その火花が火薬に引火し、爆発を引き起こす原因となった

(2) 狼煙の科学

  • 狼煙は、遠く離れた場所にいる人々と視覚的にコミュニケーションを取る手段
  • 火に特定の材料(湿った草や油分を含む木材)を加えることで、煙の色や濃さを調整できる
  • 風の影響を計算して、高く上がるように燃やすことが成功のカギ
  • 実際に戦国時代の日本でも使われた伝達方法であり、科学が軍事・戦略面で活用されてきたことを示す一例

こんな人におすすめ!

  • 火薬や火打石による発火の科学を知りたい人
  • 新たな仲間が登場する伏線が気になる人
  • 千空 vs 司の衝撃的な展開が気になる人

6. まとめ

第4話では、千空たちがついに火薬を作り出し、科学の力が司との対決において重要な武器となることが描かれた
また、火打石の火花による偶発的な火薬の爆発が、思わぬ形で狼煙を上げ、新たな仲間とのつながりを予感させる展開が生まれた。

そして、千空 vs 司の衝撃の展開が描かれ、物語の行方が大きく変わっていく。

次回、第5話では、千空の運命がどうなるのか、新たな仲間との出会いが待ち受ける──!