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Dr.STONE シーズン1 第7話|出会いが生む科学の進化!科学王国の胎動

Dr.STONE_S1_Ep7、200万年の在処

あらすじ

千空に倒木から助けられたコハクは千空のことが気に入り、司との戦いに協力するし、自分の村に案内してくれると言い出す。

科学王国を作るためにコハクと村に向かった千空。村の住人たちがどのようにして生き延びてきたのかに興味を持つが、門番の金狼と銀狼に村への立ち入りを阻まれる。
そして、成り行きで千空は村の若き妖術(科学)使いのクロムと出会う。

クロムは「妖術(科学)使い」を自称し、千空と同じく科学に興味を持っていた。
独学で火や鉱石を研究し、実験を繰り返していたクロムだったが、千空の知識には到底敵わない。

千空は圧倒的な科学力を見せつけ、クロムの心を動かす。
クロムは科学王国の仲間になることを決意し、彼が集めた貴重な鉱石や素材を見た千空は「科学王国の発展は加速する」と確信する。

見どころ

(1) 滑車を利用した台車の発明!?

怪我が治りきっていないコハクの代わりに千空が重い水がめを持とうとするが、重すぎて千空は水がめに潰される、、、

コハクも司、大樹と同じくパワータイプなことが判明。千空は持ち前の科学力でコハクを倒木から助けた際に作った滑車を理由して、簡易的な台車を作ってコハクを驚かせる。

(2) コハクの村の登場!

ついにコハクの村が描かれる。コハクの説明によるとそこには隠居と子供を除いて40人が暮らしている。

千空は住民たちの暮らしぶりを見て、明らかに近代文明を知らないことが分かる。住民たちは一体どうやって生まれ、ここで暮らしているのか疑問を持ち始める。

(3) 千空 vs クロムの妖術対決

コハクの村に辿り着いた千空だが、村の外にいるものは村に立ち入ることができないというルールがあり立ち往生することになる。

千空は門番の2人と話していると妖術(科学)使いと名乗るクロムが現れ、妖術(科学)で戦うことに!これが村への立ち入りの1歩となるのか。

名言ピックアップ

コハク:「私のこの有り余る健康体と代わってあげられるものならな」

最近特に具合がすぐれない姉のために住処から離れた場所からお湯を毎日運んでいるコハク。その日課の最中に千空と会話した際に出てきたセリフ。コハクの優しさが描かれている。

千空:「文明が文明を生む 発展活用は科学の基本だ!」

滑車を利用して台車を作った際のセリフ。これからこの考え方が大いに活用されていく。

千空:「人類の200万年は今 全部… 俺のここにある」

千空がクロムに石化前の文明の話をする。

するとクロムは号泣し、人類の200万年かけて積み上げた文明が滅ぼされたことが悔しいと語るが、千空は文明は滅びていない。俺の頭、そしてクロムの心にもあると伝える。この一件でクロムは千空と科学王国を築き上げる決意を固める。

科学的要素の解説

(1) 炎色反応

  • 千空 vs クロムの妖術対決でクロムが初手で見せた七色炎橋(レインボーブリッジ)の正体。
  • 炎に塩、銅、硫黄等を混ぜると炎の色が変わる。

(2) 硫黄玉の静電気発生器

  • クロムが二手目で見せたのが硫黄のボールを用いた静電気。
  • 硫黄を土器に詰めて、火で溶かし、冷めて固まったら外側を割って完成。
  • 本来、17世紀の発明品。

(3) 金の槍

  • 金は非常に柔らかく展延性に富んだ金属。
  • 辰砂(しんしゃ)、通称賢者の石を熱すると水銀が採れる。そして水銀に砂金を溶かして、槍につけて熱すると槍が金でコーティングされる。

こんな人におすすめ!

  • 新しい仲間との出会いにワクワクする人
  • 科学の知識や発展の過程を楽しみたい人
  • 村の存在がどう物語に関わるのか気になる人

まとめ

第7話では、千空がついに科学の同志・クロムと出会い、新たな仲間を得ることに成功した。
さらに、村の存在が明かされ、これまでとは違う展開が始まる。科学王国の未来が大きく動き出す重要なエピソード!

また、クロムが持っていた鉱石が、科学王国の発展に不可欠なものであることが判明し、
「科学の力で文明を築く」という千空の計画が現実味を帯びてくる展開となった

次回、第8話では、村の人々を科学王国の一味にするために奔走──!